肉球で一歩 踏みしめて。【短編】

女の子はミミに囁いた。

「出ておいで。お兄ちゃんをびっくりさせちゃおぅ!!」


ドキドキ…

『僕の事、覚えてるかなぁ…』


カバンから、するりと這い出た。


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