ぽっちゃりちゃんとイケメンくん

「っ…見ないでください」

私は泣いているのを見られたくなくて手で顔を隠した。

でも、すぐに腕を掴まれてばれてしまう。

「志帆…。」

切なそうに私の名前を呼ぶ。
そして、腕を掴んだまま車のほうに向かう。
途中、瀬奈たちと会った。

「あっ、志帆…ごめんね?!」

心配そうに駆け寄ってきてくれた瀬奈。

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