ぽっちゃりちゃんとイケメンくん
「俺の話聞いてた?って。まだ日も浅いし、大事にしたいからって…。で、しなかった。同じベッドで一緒に寝たけどね」
私は少し思い出してにやけてしまった。
シてないとはいえ、一夜を明かしたんだよね…?
ふふふっ。
「ほうほう。へぇー。本当に大事なんだね。先のことまで考えてる感じ、大人だわ~」
感心したようにそう言って瀬奈はウーロン茶を飲む。
私も、オレンジジュースを飲んだ。
「まっ、なにはともあれ、幸せそうでなによりだわ!」
そう言って、他にもきゃっきゃと盛り上がり、お昼ご飯も食べてから買い物に出かけたのだった。