ぽっちゃりちゃんとイケメンくん

「俺と…、婚約してくれますか?」

そう言って、箱を出してそれを開ける。

中に入っていたのは、小さなダイヤのついた指輪だった。

返事は、決まってる。


「…はいっ!」

涙が止まった。
私は、笑顔で答えた。

片岡さんは、ほっとした顔をしていた。

< 305 / 314 >

この作品をシェア

pagetop