ぽっちゃりちゃんとイケメンくん
分からなくてずっとうだうだやっていたら、瀬奈が授業中にも関わらず私の元へやってきた。
まぁ、みんな出歩いてるけど…自習中みたい。
「お、さっそくやってるねー。効果はあるから、頑張れ!そんで、数学も教えてあげるから頑張れ」
「瀬奈ぁ〜ッ!ありがとー!…足、もう疲れた。」
瀬奈は私の前の席の人が出歩いていたからその席に座る。
肩くらいまでの髪を耳にかける。
色っぽい…仕草が色っぽい!
「おーっ!高橋さーん!色っぽい!んで、俺にも教えてクダサイっ」