泣虫女 と 毒舌男
だからあたしはちょっと心配してるんだよ。
でもそんな中、最近はあたし以外の人と話してる人がいるみたいだし?
ちょっとは安心してるんだよ?」
初めてみかちゃんの本音を聞いた気がした。
「やっぱりみかちゃんは大人だね!!
ちゃんと私のことまでも見てくれてる!!
私はそんなみかちゃんを尊敬するよ!」
と言うと、私はみかちゃんの手を両手で握った。
そしてみかちゃんは「はいはい」と、興味のなさそうな感じで返事をした。
「何か反応薄くない?
そうだ!みかちゃんは私のことを呼び捨てにしてくれてるから、私もみかちゃんの呼び名を変えよう!!」
「お!本当に?」
私の提案に、乗り気なみかちゃん。
数分思案中…
「ちょっと、まだ考えてんの?