泣虫女 と 毒舌男
今日は仕方なくこのまま家に帰るとする。
少々アイツにやりすぎた点もあるし。
このままだと手放してしまうかもしれないからな。
<一週間後>
如月に笑顔が戻っていた。
やっぱり俺と関わるのが、心の底から嫌なんだろうか。
最近は本当に接点無くしたからな。
今日は久し振りに命令してみるかな。
「おい、アホ助。
のど渇いた、ジュース買ってこい」
昼休みになり俺は如月を見つけ、指示をした。
少しだけ如月の顔が歪んだ。