バニラ
千尋───遠藤 千尋は、オレの従兄弟の子で高校3年、受験を来月に控えている。


一応、国立大学出のオレは、仕事が終わると千尋を家に呼び、勉強を見てやってるわけだが…。


が、しかし。


本人はヤル気ゼロで、教えるのに手こずるなんてレベルにまで達しないというのが現状だ。
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