10年後、あなたの隣に誰がいますか?
「あのさー、なんでこんな問題もわかんないの?」
そんなこと言われても、解けないんです!
「いや、だってこれ高1の問題だし…解けないほうがおかしいから…」
あきれられた…
いや、でもこれはあたしのせいじゃないし…
佑斗おにいちゃんが、あたしの部屋で勉強を教え始めて、1時間。
ほとんど問題が進んでいないのが、現状だった。
佑斗おにいちゃんはというと、飽きれてます…
でもこれは、あたしのせいにされても…
「よし、決めた!」
と言って、いきなり立ち上がった。
「決めたって何をですか?」
あたしが聞くと、ニヤと笑いこう言った。
「俺が、佑愛ちゃんの家庭教師もしてあげよう!」
はっ?
いや、おかしいでしょ!
教師がわざわざ自分の友達の妹の家庭教師をするって、聞いたことないし!
てか、自分の生徒だよ?
「男に二言はないっていうし、暇だからいいよ!てか、佑愛ちゃんのこともっと知りたいし!」
いや、このセリフ普通好きな人に言うじゃん!
「先生、いいですよ…お兄ちゃんいるし…」
「いや、雅哉は役に立たないでしょ。あいつ」
自分の友達、あいつ呼ばわりだし。
しかも役に立たないって…
お兄ちゃん、印象悪!
「そんなわけで、佑愛ちゃん。これからよろしくね!」
笑顔で言う村岡佑斗おにいちゃんを、苦笑いで見るしかなかった…
そんなこと言われても、解けないんです!
「いや、だってこれ高1の問題だし…解けないほうがおかしいから…」
あきれられた…
いや、でもこれはあたしのせいじゃないし…
佑斗おにいちゃんが、あたしの部屋で勉強を教え始めて、1時間。
ほとんど問題が進んでいないのが、現状だった。
佑斗おにいちゃんはというと、飽きれてます…
でもこれは、あたしのせいにされても…
「よし、決めた!」
と言って、いきなり立ち上がった。
「決めたって何をですか?」
あたしが聞くと、ニヤと笑いこう言った。
「俺が、佑愛ちゃんの家庭教師もしてあげよう!」
はっ?
いや、おかしいでしょ!
教師がわざわざ自分の友達の妹の家庭教師をするって、聞いたことないし!
てか、自分の生徒だよ?
「男に二言はないっていうし、暇だからいいよ!てか、佑愛ちゃんのこともっと知りたいし!」
いや、このセリフ普通好きな人に言うじゃん!
「先生、いいですよ…お兄ちゃんいるし…」
「いや、雅哉は役に立たないでしょ。あいつ」
自分の友達、あいつ呼ばわりだし。
しかも役に立たないって…
お兄ちゃん、印象悪!
「そんなわけで、佑愛ちゃん。これからよろしくね!」
笑顔で言う村岡佑斗おにいちゃんを、苦笑いで見るしかなかった…