虹色の流星

出会い

「やっほー!」
 今日もあたしは大好きなみんながいるとこに行った。
 学校の近くの公園。 
 自分でも思うけど、よくこんなところに集まってるよね…
「美月!遅いよー。今日、新入りがいるから」
「みんなが集まってから、自己紹介するってことになってるから」
 時間は、午後10時過ぎ。
 あと、一人らしいけど…
 みんな揃ってない?
「あ、来た」
 凜が、前から来た男の子を見て言った。
 その子は、今まで見たことのない顔立ちをしていた。
 日本人離れした透き通るくらいに白い肌。
 目は、灰色と青の間。
 髪は、たぶん自然な金髪。
「健、遅いよ!はい、みんな集まったし自己紹介して!」
「昨日、この辺に引っ越してきた南戸健。今日から、このグループ?に入るからよろしく…」
 かっこいい声だな…
 あたしは、彼の事を一目惚れしたらしい…
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