無口彼氏




「いてててて・・・」


結構強くうっちゃったな
ちょっと当たっただけなのに汗


「あ、そーいえば由奈ちゃんどこ行った?」


ほ、ほってきてしまったぁ汗
こりゃ怒られるな・・・


「ゆっ・・・か!
やっと、み、つけ、た・・・」


「ご、ごめん、由奈ちゃん汗」



私は座ってるから
由奈ちゃんを見上げる状態になっている。



「あぁーもぉ、そんな顔されたら怒る気もなくなるでしょーが///」


「え、なんで顔が赤くなるの?」


「無自覚でやってるとこがすごいわっ」


「え、だからなにが?」


「もーいいわ、てゆーか!
早くお昼食べないとチャイム鳴るぢゃん!」


「そーいえば、走ってて食べてなかったね」



バシッ



「いったぁ泣」


「あんたのせーだってばっ」


「ごめんなさい。泣」



今日はたたかれたり、ぶつかって怪我したりで災難だなぁ・・・。



「あ、そーいえばさっき
都西 宏太とぶつかってたよね?」


「だれそれ」


「優香がさっきぶつかった人よ」


「あの人、都西君ってゆーんだ?」


「結構有名なのに知らなかったんだ?
さすが優香ね笑」


「なんでそこ笑うのー!」



もぉ、由奈ちゃんのばかぁー

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