あたしはきっと君が好き
あたしは大野瀬美桜。六歳です。
聖アクア学園―超お嬢様学校に、見事合格したあたしは、今日から制服を着て、この学園へ、登校することになりました。しかし、学園は広くて、途中で親と別れたあたしは独りぼっち。教室が分からないというトラブルが発生しました。幸い、上級生が先生のところに連れていってくれて、とりあえず教室はわかりました。
教室を見たとき、気の合いそうな子はいないと思ったのですが、一人だけ頭良さそうな子がいて、友達になることが出来ました。名前は、川上乃愛というらしいです。

その子と話していると、先生がやってきて、成績が悪ければ退学、良ければ寮に入れて、本格的な授業が受けられるということを言っていました。
そして、入学式に参加するべく、廊下へ行き、適当に背の順に並びました。しかしまた、そこでトラブル発生。なんとなんと。あたしの後ろに誰かが並んできたのです。あたしの方が高いのに。だから、あなたはあたしの前だと言ってあげると、言い返してきました。そこから喧嘩が始まりました。今思えば、全然大したことないのにと笑う限りでございます。
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表紙・目次

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