君の目


「今日は、ありがとね。明日頑張るから!」

「頑張れよ!」


その時、腕を勢いよく引っ張られた
唇に柔らかいものが触れた…


え…?今、私、隼人とキスした…?



「隼人…?」

尋ねてみても隼人はしたを向いていて…

「隼人くん?」

「ごめん、楓…。」

なんで謝るの?

「どおして謝るの?」

「嫌だっただろ?」

「嫌なわけないじゃん。」

あー…言っちゃった。

少し沈黙があり…

「楓、好きだ。まだ会って2日とかバカみてーに短い期間だけど…
俺、お前に一目惚れした。
入学式でお前と目が合った時に。
だから…

俺と付き合ってほしい。」


うそ…ほんと?これは現実だよね?
やばい、嬉しいよ…


「私もだよ。入学式で隼人に一目惚れした。
私も好きです。よろしくお願いします。」


隼人は驚いたけど、すぐ戻って
笑顔で優しく抱きしめてくれた。


こんなに素敵な恋は初めて…


大好きだよ。隼人…



次の日のテストは隼人のおかげで
だいぶマシでしたとさ。笑
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