神の子供なんだからっ。





「優梨、大丈夫?」


「うん、へーき。
杏がなにもされなくて良かった。」


「優梨、ほんと人の事ばかり気にするよね。」


「そう?
杏が傷付いたらヤだなぁって思うだけ。」


「ふふふっ。優梨らしいね。」


「さーっ、教室行こ?
隼永くん、ありがとね。」


「うん。そうだね。」


「気を付けろよ。優梨。」


「うんっ。」


私たちは、再び教室へ向かった。




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