神の子供なんだからっ。





後ろからキャーキャーと女子たちの声が聞こえる。

でも、関係なしに歩く隼永くん。


連れてこられたのは空き教室。


隼永くんは掴んでいた手を離し、
鍵を閉めてこちらを向いた。


そして口を開く


「メガネ、外したんだな。」


「うん。」


「はぁ~
かけたままで良かったのに…。」


あ、やっぱり、私、不細工なんだ。


「………」


「優梨、可愛すぎんだよ。
他の男に見せたくないんだけど…。」




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