神の子供なんだからっ。





__ドキッ


ん?今のドキッて、なに?


隼永くんは私の腕を引っ張る。

驚いた私は、今、隼永くんの腕の中。


え…何?何があったの?


「どう…したの?」


「分かってる。
優梨が、俺をなんとも思ってない事くらい…。


ごめん、優梨。」


耳元で隼永くんの声が聞こえたあと
体のぬくもりが消えた。


その時…なぜか、寂しいって思った。

離れてほしくないって…。




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