神の子供なんだからっ。
「でかくない?」
「うん。でかい。」
「……だよね。
ま、優梨と一緒ならどこでもいいんだけど。」
「嬉しいこと言ってくれるね。」
「そう?」
「そうそう。」
«では、私はこれで。»
女性は笑顔を向けてくれた。
«はい。本当にありがとうございました。»
«全然いいですよ。
私も楽しかったですし、
こちらこそありがとうございました。»
«私も楽しかったです。»
«よかったです。では…»
女性はそういい軽く手をふって来た道を戻っていった。