神の子供なんだからっ。
覚悟はできてる。
「ねぇ、いるんでしょ。
出てきなさいよ。」
周りに人はいない。霊も見えない。
きっと、姿を消してるんだ。
弱い霊は、姿を消しても私には見える。
けど、今は見えないから、
こいつ、強いヤツなんだね。
知ってたけど。(笑)
「あなた、私を消しにきたのかしら?」
急に声が聞こえ、風がふいたと思ったら目の前に女の子が…。
ちょー可愛いんです。けど、敵、です。
「そうだけど?」
「私に挑むなんていい度胸じゃない。
ま、あなたが負けると思うけどね。」