君と私の恋模様
約10分。啓太の家に着いた。
こげ茶色の外壁に、濃い茶色の屋根の
家。
「お、おじゃましまーす…」
中は、案外綺麗で、びっくりした。
そして…啓太の部屋は…
「あ。なんだ。綺麗じゃん。嫉妬する
レベルだよ。この綺麗さは」
驚くことに、啓太の部屋は、綺麗だった。
「なんだよ。汚ないとでも思った?」
「うん」
「おまえっ……、うんってなんだよ!」
私は、ミニテーブルの手前のイスに座った。
「ふうっ。何する〜?」
私は、啓太に言った。
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