君と私の恋模様
その後、特に大きい出来事もなく、
だんだんと、日曜日へ近づいていった。

だが、木曜日にーーーーー、

「ねえ、美春と啓太〜!」

「ん?なんだ?
何? 」
「ちょっと、頼まれてくれない?」
「?」


「まさか…、希美が頼んだ事が、
図書館の本を運ぶことなんて…ーー」
「大丈夫か?美春。少し持とうか?」
「あ、大丈夫。」
そんなこんなで、図書館へついた。
「はあー。これを、それぞれ棚に
戻すのか…。
骨が折れる作業だなぁー。」
「無理すんなよ?」
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