君と私の恋模様
「ん?なんだ、希美。何騒いでんだ⁉︎」
啓太が、言った。
私は、身体中の力が、抜けるのが
わかった。
お願いーーー‼︎希美と大貴くん!
啓太には、言わないでーーー‼︎‼︎
「あっ…、啓太っ、美春がね……ーー」
希美が、言いかけた時、私は、
希美の服の裾を引っ張った。
そして、小声で、言った。
「希美…言わないで……」
私は、か細く、聞こえるか聞こえないか
ぐらいの声で、言った。
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