君と私の恋模様
歩いて約20分。

「はぁっ!疲れた、花ったら、私に、
荷物持ちさせるんだもん!」
「はは。メンゴメンゴ!」
あれ?花、なんかいつもと違うよーな…
ま、いっか!

私達は、コンビニでお菓子やらジュースやらを買い占めた。
しかし、花は、それを私に持たせたのだ。

やれやれ。こんな大荷物持って、どこ行くんだろう。
すると、花は一つの家に入って行った。

あれ?なんか、私この家見覚えある…

そんな事を、思っていると、花の口から
衝撃の言葉がでた。

「啓太の家だよ。」
「え」
私は、顔から血の気が引いていくのが
わかった。

「っや!絶対、無理!無理無理無理」
「無理じゃないでしょー。大丈夫。
希美の事は、話さないから!
ただ、大勢いると楽しいかなー?って
思って!ほら。啓太も風邪だし!
一石二鳥じゃん!ね!」
いや、私は一石0鳥なんですけど…
< 178 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop