君と私の恋模様
ー休み時間ー
「美春〜、では事情聴取よ。」
「げ。希美。」
希美は、そういい、私の机の前に来た。

ガタンッ。

隣の席の啓太が立った。
すると、私の手はもう啓太に
握られていた。
「え、啓太?何?」
私が、そう言うが啓太は、無言で
答えない。
「ちょっ、啓太‼︎美春に何する気⁉︎」
希美も言うが、まだ無言だ。

だが、次の瞬間ーーー、
ーーガタンッ。
啓太は、私の手を引き、またどこかへ、
連れ去った。
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