お前、気に入った*


そのままエスカレートしていく動き


私は疲れて身を櫻乃に委ねた


「なに?物足りないの?」


妖しく笑う櫻乃に、胸が高まる


「別に、そんなんじゃ…」


そう言って、視線をそらす


厭らしい音とともに、


私の耳に生暖かい感触と、


今までに経験したことのない感覚を覚える


「んあぁっ……」


「耳弱いんだ?」


櫻乃の呟きを理解する前に、


また、変な感覚に襲われる


「やっ…ん………ひゃぁ………」


心臓の鼓動が早くなり、


私の体はとても熱くなっていた……

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