お前、気に入った*
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居酒屋でも、新人は私の隣だ。
まぁ、一番近いのが朋也くんでよかった…
フと時計を見ると、10時前だった
「専務。私、帰りますね?」
「いいじゃないか!まだ。
克真くん?に子供は頼んであるだろ?」
「それでも、克真にも彼女がいますし…」
「えぇ!帰らないでくださいよ〜
僕、一条さん居ないと寂しいですー」
完璧にお酒の回っている朋也くんに
きつく抱きつかれる
「おい。ダメだろう?
一条は、好きな人が居るんだぞ?
俺もフられたし。
なんだか凄いらしいぞ?好きな人。
高校の時からずっと会ってない上に
一条、そいつに嫌われてんだと!」
…余計なことを…………
「えぇー。嫌われてるなら
僕にしませんか?一条さん」
「だめよ。
私には、その人との子供がいるの
じゃ、失礼しますね〜」
と、明るく振る舞って外に出た…