お前、気に入った*


翌日、いつもと変わらない家事をこなす


美櫻を幼稚園におくって、


私も会社に出勤する。


出勤してから、


専務の指示でお世話係が変わり、


私は新人の3人とあまり話さず居た


強いて言うならば、


朋也くんのスキンシップが多いかな


そして、お昼になった


丁度書類をまとめたとき、


私のケータイが鳴った


ディスプレイには


『幼稚園』


「…もしもし。美櫻の母ですけど…」


「あ、美櫻ちゃんのお母様ですか?


 美櫻ちゃんの体調が悪くなってしまって


 お熱もあるみたいなんですよ……」


「…あぁ、今すぐ行きます!」


私は一応、


今日の最低ノルマはクリアしていたので


専務のスネで早退させてもらった


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