お前、気に入った*
――椿side
私たちがまたやり直してから1週間
私は純白のドレスに見を包んでいた
「まま、きれいだね!!」
「ありがとう。まま嬉しいわ」
ガチャ と、更衣室の扉が開いた
「…櫻乃…」
「椿、似合ってるよ」
「ありがとう」
「ぱぱ!ままね?ままね?
ずっちょ憧れてたんだよ!!
ずっちょこの服着たがってたんだよ!!」
その言葉に、自然と頬が火照る
そんな私を見て、
「かわいい」
なんて耳元で囁かれるものだから
幸せに浸ってしまう私。