禁恋生徒会
「なッ、違げーし貧乳!! おら、行くぞ雛鞠!!」
この金髪猫毛の自称イケメン(無駄にイケメン)なのは、一つ年上の高校二年生の蒼真一護……先輩。
(死んでも本人には先輩とはつけたくない)
亜利沙ちゃんとは犬猿の仲と言っても過言でもなくはない。
「なんで一護が?! って…降ろしてよ!」
バタバタと足を動かしてもこの巨人は微動だにせず。
「うるせー!仮にも先輩だぞ!亜利沙、チビ借りっぞ」
「どうせ何言っても無駄でしょ?…、貧乳って言ったこと航にチクろー」
「…いずれ航におっきくしてもら「こほん! ごめんね、私ちょっと行ってくる!」
「はーい。お幸せにね」