禁恋生徒会



何故か私を俵担ぎして、そのまま教室を出て行く一護。


「重いでしょ?降ろして」

「いや、逆におめーは食え。てか高校になったら急に色気付きやがって」

「ゃっ、おしり触らないで!ぎゃっ!」



そりゃあ、スカートぐらい短くしたい。
中学は、馬鹿みたいに校則が厳しくてスカートが長かったから。


「っきゃ、」


急に私を降ろして壁に追いやる一護。
耳につけたピアスが、窓から差してきた光でキラッと光って、つい眩しくて目を閉じた。




< 4 / 12 >

この作品をシェア

pagetop