冷たい彼に恋をします
気になる彼
結城くん
皆さんこんにちは!
絹川愛です。
高校入学して早半年が経ちました。
クラスの皆とは馴染めて、毎日の学校生活が充実しています。
だけどあたしには1つだけ悩みがあります。
それは…
「結城くん、一緒に帰ろ」
放課後になっても机に突っ伏している結城真央くん。
あたしは机を人差し指で軽く叩いて結城くんを起こす。
「……」
だけど無反応。
ホントは泣きたいくらいショックだけど、これはいつものこと。
こんなことでは諦めない!