約束は守るために
[私は泣き叫びました。たとえ拷問されていようが、お母さんにはかわりなかったんです。そして、お兄ちゃんが私に歌いながら近づいてきたときに、みみなりがして、ここに。お母さんの最後の言葉はあなたは、癒しの歌声と呪われた血の力をもっているって、そして、お兄ちゃんは魔法をもっているって言うって息をひきとりました。]

私は泣けなかった。泣くことを忘れてしまった。





< 39 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop