愛しい人
1章 友達
『ねぇ、隼人?』

「あ~?」


寝ぼけた声で答えた隼人…


『なんかうけるー☆笑』

「は?意味不だし?笑」


『あっ、ねぇ隼人~?』

「ん?…」


━ちゅッ


『へへへっ☆笑』


隼人にキスをした。

隼人は顔を赤くした。

そんなとこも可愛くて…


━ちゅッ


もう一回キスをしたんだ。



「おっお前っ!!…誘っ
てんのか?2回も…!」

『隼人可愛いっ!
照れちゃって~笑』


授業中の高校の屋上で…

いつものようにサボり
ながら他愛のない会話
をしてるあたしたち。


屋上はぁたしと隼人
のサボり場なんだ…

2人きりになれるところ。



隼人?

あたし…今幸せだょ…


今あなたの隣にこう
やっていれることが…


つまらないことで
笑いあえているこの
2人だけの時間が…




なにより、

あなたという愛しい人と

想いあえることが幸せ…



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