愛しい人

それから…


優香と葵君

凪沙と優希君

隼人とひなのﾁｬﾝ


それぞれが幸せに
長く続いていた。



あとはあたしかぁ…


なんか出会いないかな？



今日も学校が終わり、
みんなで帰ってた。



あたしの家は、みんな
より少し遠くて、最後
は一人になる。



この日も最後は一人
だったんだー…



ぼーっと歩いてると
誰かと肩が当たった。



相手をみると、けっこ
ういかつい男だった。


「ってぇな…お前高校
生か？前みて歩けよっ!」

『はい…。すいません…』


謝ったらすむと
おもったのに…


「つーか､意外とかわ
いいじゃん。どう？
遊ばねぇ？暇？笑」



男はそういうと、肩に
手を回してきた。



『あの…無理です。
離してください…』

「は？いいじゃん別に。」



すると、ほかにもいか
つい感じの男たちが
３人も集まってきた。

なんかヤバいことにま
きこまれた気がした。


「おっ…やっと来た。
つーか､遊び相手見つ
けてやったで？笑」

「まじ？うわー。めっ
ちゃかわいいじゃん。」

｢しかもピチピチー笑｣



そういうと、もう一人
男が肩に手を回して、
あたしは二人の男に
挟まれてしまった。



逃げようにも、挟まれ
ていて逃げれず…




『あの…離して下さい！』

「離さねーよ!笑
せっかくかわいい子
捕まえたんだから☆」

「じゃ…いきますか～」



あたしは無理矢理チャ
ラい感じの男たちに、
車に連れ込まれた。





やだ…助けて…