愛しい人
それから、学校も一日
終わり、帰ろうとした。


「りさ~!」


この声は…


隼人?亮?
2人とも声が似てるか
ら、どっちか分から
なかった。


隼人…かな?


声の方を振るかえる
と、教室の入口には、
亮が立っていた。


隼人じゃなくて亮だっ
たから少しがっくり
きたあたしがいた。




亮の周りには、
多分亮の不良友達の
男子が一緒にいて…

どれも亮みたいな悪そ
うな人たちだった。




『は~いはいっ!』

「一緒に帰らねぇ?」

『うんっいいよ!』

「んじゃ行くかっ☆」

『うんっ』



あたしは急いで
したくをした。


『あたしは亮と帰る
からね☆またね~』

「はーいっあたしら
はこれから、トリプ
ルデートいくから☆
りさばいばいっ!!
今度はりさたちも一緒
にデートしようね?」

『分かったー☆笑』



あたしは亮に駆け
寄っていった。



亮は葵君と優希君と
隼人と話してた。

ー…まさか亮がりさ
チャン選ぶなんてな…ー

ー…りさかわいいから…ー

ー…でも、お前の昔の
彼女とか、けっこう
濃い女だったじゃん…ー

ー…は?え…まぁ…
つかそれ昔だし~!!
今はまぢりさだし…ー

ー…りさチャン俺等のだち
だし、傷つけたら許さ
ねぇからな?じゃぁな
亮っー☆!!…ー

ー…おぉ。またな…ー


会話をすませると
亮が駆寄って来た。


「よし☆りさいこ?」

『うんっ』



[昔の亮の女は濃い女]…
亮の元カノって誰だろ?
まぁいっか…ー


あたしは亮と帰った。


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