恋はシャボン玉
ゴールデンウィーク明けは、得意先がすべて鬼に見え、電話のベルは、地獄から鳴っているように思えた。
つまりは…
それくらい忙しかったってこと!
夕方くらいになって、秦野さんがコーヒーを入れてくれたので、東京土産のお菓子をあけて、ブレイクタイム。
「このお菓子、好きやねん!東京行ったらいつも買ってくるんよ」
「あ~、私も!藤沢くん趣味ええやん?」
お姉さま方に誉められ、ちょっと照れ笑い。
…そんな至福の時間も束の間、また地獄からの呼び出しベル。
『はい、夕陽化成です』
つまりは…
それくらい忙しかったってこと!
夕方くらいになって、秦野さんがコーヒーを入れてくれたので、東京土産のお菓子をあけて、ブレイクタイム。
「このお菓子、好きやねん!東京行ったらいつも買ってくるんよ」
「あ~、私も!藤沢くん趣味ええやん?」
お姉さま方に誉められ、ちょっと照れ笑い。
…そんな至福の時間も束の間、また地獄からの呼び出しベル。
『はい、夕陽化成です』