GoSsiP!!
「ははははは!←野太い笑い声
そんなボディーガードは付けるつもりない
響子りんの可愛いイメージを壊して悪いがな!
今どきそんなボディーガード、ナイナイナイ!
ふつーのパパが付けてあげるからな!
ふつーーのボディーガード!」
目尻に涙を溜めながら、笑い転げる社長さん。
…ああ、うざいわ。
人のことばかにして。
そんな社長を冷ややかに見つめているとこと約2分。
やっと笑いが収まったらしく、
半分イスから落ちていた社長さんは、よいしょ、と座り直した。
「うむ、で、だな。
愛する娘にボディーガードってなると、素性がしっかりしてる奴じゃないとな!!!
僕の知り合いに、その道の人がいるんだ!!
で、
ボディーガード探してるんだぜ!!
ていったら、その人の息子さんはどうか、だとよ!
まだ、20歳なのに空手の師範らしくな。
かなりやばい人らしい!!な!!よくないか!?
いいよな!!!じゃあ、決定だ!」