GoSsiP!!



……ん??


私、一言も発してないけど、どうやら決定したらしいわ。





こういうときに、何をいっても決定は覆されないのを、私はよーーーく知っているから、ここは何にも言わない。





「じゃーあ、あとで連絡入れとくよ!

響子りん、なるべく早く来てもらうようにはするけど、十分気をつけるんだぞ。」




そう言って、私の肩をぽんぽんと叩くと、携帯を片手に部屋を出て行った。







ボディーガードかあ〜

どんな人がなってもいいけど、そこそこ話し相手になる人がいいわ。




なんて、残された私はそんなことを思ったのだった。








< 22 / 32 >

この作品をシェア

pagetop