GoSsiP!!
なんか…嫌な予感がするわ…
私はそのよくわからない封筒を片手に、エレベーターに乗り込む。
そして最上階の20階を押して、壁に寄りかかり、その封筒の封を手で切った。
大きな封筒の中から出て来たのは、その半分くらいの大きさの、今度はクリーム色の封筒。
いよいよ、気味が悪くなってきたわよ…
そう思いながらも、私は意を決してそのクリーム色の封筒も開けた。
中に入っていたのは1枚のカード。
私は少しほっとしてそのカードを開いた。
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い僕の響子。どうして僕のもとに来てくれなかったの?アメリカで君のためにチケットを用意したのに。君はそのチケットを破ってしまったよね。仕方ないから、また送るね。僕の響子。愛してるよ。