教えてくれたのは、先生でした

あの後、私は家に帰り自分のベッドに
ダイブした。
自分が思っている以上に疲れてたらしく
その日はすぐに寝てしまった。

やめて。いたいよ、お母さん。
「言うこと聞かないからでしょ、」
「アンタなんて、産まなきゃよかった」
待って。置いてかないで一人にしないで
「お母さん！」はぁはぁはぁはぁ。
「大丈夫、志帆？」
「大丈夫、ありがとう。悠斗にぃ」
「また、あの時の夢？」
「うん、でも大丈夫だから。」
私がそう言って笑うと、
悠斗にぃはいつも笑って返してくれる。
「志帆。今日は早起きしたから、
ゆっくり朝食を食べよう？」
悠斗にぃは生徒会長をしている。
頭もよくて、いつも５位までには入ってるし、顔も私と違いとっても美男子だから、モテモテでみんなの憧れ！さ
しかし、完璧な悠斗にぃは
かなりの「シスコン」
ちなみに家の家事は全て私がやってる。
悠斗にぃは忙しいからね。
でも、お風呂掃除は時々やってくれる。
とっても優しい｢優男」なのだ！