Loneliness Princess
「こいつを殺せば、この国は終わりだ!」

私を…殺す…?

「貴方達が父様と母様を殺したの?」

「ああ。そうだ。安心しろ。お前もすぐに二人のトコロに逝かせてやるさ」

男が銃を構えた

そのあとのことは覚えていない

目が覚めたら沙月さんが泣いていて、黎と黎のお父様の朔夜さんが立っていた

「美琴!?大丈夫!?」

沙月さんが泣きながら聞いてきた

「ここは…?」

「御桜邸だよ。大丈夫かい…?美琴」

「うん。あまり覚えていないけど…」

「美…琴…?」

黎が目を見開いてこっちを見ていた

「どうしたんだ?黎」
< 4 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop