三度目の正直
小学校に入学して、いちばん最初にバスケを始めたのは美空だった。
理由は、3歳上で4年生の姉·玲奈(レイナ)が、1年前からバスケを始めていたから。
姉たちの練習を見て、上級生が大きなバスケットボールを自由に操り、ドリブルで相手を抜いたり、ポンッと簡単にリングにシュートを決める姿を見て、自分もそんな風にやってみたいと思った。
しかし、まだ1年生の美空には、バスケットボールは大きくて重い。
姉や上級生みたいに、上手くドリブルも出来ないし、シュートもリングに届かない。
それでも、上級生に混ざって、一生懸命に練習をした。
6月になり、美空に誘われて圭織が体験に来た。
美空と圭織は同じ幼稚園で、家も近所だ。
圭織は玲奈とも顔見知りである。
圭織も美空と同じで、なかなか上手くボールを扱うことが出来ないけど、いつか上級生たちのように上達することを夢見て、8月の終わりに、正式に入団することに決めた。
その当時の団員は、全部で24人。
6年生が5人、5年生が6人、4年生が5人、3年生が3人、2年生が3人、1年生が2人である。
その中で、ユニホームをもらえるのは15人。
4年生以上の団員である。
理由は、3歳上で4年生の姉·玲奈(レイナ)が、1年前からバスケを始めていたから。
姉たちの練習を見て、上級生が大きなバスケットボールを自由に操り、ドリブルで相手を抜いたり、ポンッと簡単にリングにシュートを決める姿を見て、自分もそんな風にやってみたいと思った。
しかし、まだ1年生の美空には、バスケットボールは大きくて重い。
姉や上級生みたいに、上手くドリブルも出来ないし、シュートもリングに届かない。
それでも、上級生に混ざって、一生懸命に練習をした。
6月になり、美空に誘われて圭織が体験に来た。
美空と圭織は同じ幼稚園で、家も近所だ。
圭織は玲奈とも顔見知りである。
圭織も美空と同じで、なかなか上手くボールを扱うことが出来ないけど、いつか上級生たちのように上達することを夢見て、8月の終わりに、正式に入団することに決めた。
その当時の団員は、全部で24人。
6年生が5人、5年生が6人、4年生が5人、3年生が3人、2年生が3人、1年生が2人である。
その中で、ユニホームをもらえるのは15人。
4年生以上の団員である。