神様の意地悪
慎一は黙っていた



『俺の奥さんなの?』



『そうだよ、私の親が反対してるから入籍は、してないけど駆け落ちして、この街に来たんだよ』



『何で親が反対してるの?』


私は言葉に迷った


『私が若すぎるからだよ、子供が子供を産む何て反対って言われてたんだよ』


『そうなんだぁ~君、いくつなの?』


『もうすぐ16になるよ』



『はぁ~ぃ?君、16?マジで?』



『そうだよ、私は君って名前じゃないよ、千尋だよ』



『千尋ちゃんかぁ~ごめんね、記憶無くしてしまったみたいで、妊娠してるんだよね?俺の子なんだよね?』



『慎一の子供だよ』


記憶無くした慎一



昔の慎一に戻った感じがした



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