神様の意地悪
街を出て私と慎一



行く当ては決まってない




『千尋、どこに行くか?』




『慎一と一緒なら、どこでも、いいよ』



『また、車を走らせるか?』


『そうだね』



きっと....



この時.....



私と慎一は限界が来ていたのかも知れない



お互い口に出す事は無かった




季節は夏....



蝉の鳴き声が響く



ソラは蝉の鳴き声が聞こえますか?



川の流れる音は聞こえますか?



ソラが居たら夏には川で遊んだり蝉を見つけたり夜には花火をやったりして過ごしてたんだろうね




ソラ....




私を空を見つめた



空を見つめるとソラと話してる気分になる



私は空を眺めていたら眠くなった



『慎一、私、少し寝るね』



『疲れたか?』



『ううん大丈夫だよ』



運転は慎一に任せ私は少し眠りについた



私は不思議な夢をみた




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