神様の意地悪
母さんにソラの事を話した



母さん一緒に泣いてくれた



無縁仏のソラ



母さんがソラの納骨を、じぃちゃん、とばぁちゃんが居る、お墓に入れてくれると言ってくれた



曾孫だから、じぃちゃんとばぁちゃんも喜んでくれるよ



母さんが仕事休みの日にソラ居るん、お寺に行く事になった



サヤも心配してるから連絡してあげなさいと言われて私はサヤに電話した



『もしもしサヤ?』


『千尋なの?心配したんだからね』



『サヤ、ごめんね』



サヤとは近いうちに逢う約束をした



無事に帰宅した事だけを兄にメールした、そして携帯も解約してくれとメールした


メールした後は携帯の電源を切った



私には必要無い携帯



けど捨てれない携帯



私はタンスの奥に閉まった



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