神様の意地悪
サヤはハルトと一緒に帰った



私はリュウキと帰った




リュウキは高校を卒業して鳶職




ハルトもリュウキと同じ会社




ハルトとリュウキは幼稚園の時からの悪友



私はリュウキと逢った日、家には帰らなかった



私はリュウキに抱かれた



久しぶりのに男の人に抱かれた




私は兄さん以外の男は知らない



リュウキの愛は優しく魔法にかかったようだ



何度も私の名前を呼ぶ



『千尋、千尋、愛してるよ、俺の名前、呼んで』



『リュウキ、リュウキ』


私とリュウキは一つになり果てた




『千尋、可愛い、おいで』


私はリュウキに抱きしめられながり眠りについた




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