神様の意地悪
私とサヤは先に着いたので店に入る事にした



ハルトとリュウキが来た



二人とも手に花束を持ち、もう片方の手には小さい四角い箱



私とサヤは???



誕生日じゃないし?


するとハルトとリュウキは花束を私とサヤによこした



四角い箱を持ちながら二人同時に....



『結婚して下さい』


私とサヤは箱を受け取り中身を見た



ラッピングされた箱の中身は指輪だった


私とサヤは嬉し涙を流し抱きついた



ハルトとリュウキは、俺の方が先にサヤにプロポーズするとリュウキに話した所、いや、俺の方が先だと揉め、だったら一緒にプロポーズしようってなったらしい



本当に仲が良いハルトとリュウキ



結婚式も合同結婚式を挙げる事にした



私やっと幸せになれるんだね



兄さん、私、結婚するよ



私とリュウキは部屋探しに出掛けた



直ぐに見付かった


私とリュウキの愛の巣



保証人はリュウキの、お父さん



成人式を迎える年の6月に私達は合同結婚式を挙げる事になった



私の元に荷物が届いた




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