神様の意地悪
今日はリュウキと買い物に来てる


『リュウキ、このカーテン可愛いよ』



『ハイハイって言うか千尋、カーテン選ぶのに何軒の店、回るんだよ、さっきの店でも同じ事、言ってたじゃん』



『リュウキ、疲れた?ごめんね、私とリュウキの愛の巣だから可愛いカーテン欲しいの、あっお揃いのマグカップとかも買うんだよ、頑張ってね、旦那君』



『千尋~可愛い~許しちゃう、旦那君リュウキは頑張ります』


リュウキには兄との事も話した



私の全てを知って愛して欲しかったから話した


リュウキは全てを受け入れてくれた



ソラの事も話した



ソラが、また逢えるって言った事を信じてる私にリュウキは、女の子が産まれたら名前はソラにしようって言ってくれた



リュウキの器の大きい男だ



結婚式に兄さんを呼ぶ事も了解してくれた



リュウキ....



私、幸せだよ



『千尋~あそこの雑貨屋さん可愛い物が売ってるって有名だから行ってみよう』


『うん!行こう』




リュウキと手を繋ぎながら歩いた



ふと空を見た



リュウキも空見た



『ソラちゃん初めまして、ママの事、幸せにするから安心してね、俺とママの所に帰って来いよ、俺とママは君が来るのを待ってるかな』


『リュウキ.... ありがとう、大好き』


私はリュウキに抱きついた


『千尋、俺も好き』


通りすがりの小さい女の子が俺を見ていた


通りすがりの女の子は俺に向かって『お兄ちゃん、幸せ?』



『おぅ幸せだ』



『良かった、また逢おうね』



そう言って女の子は消えた



あたりを見回しても女の子は居ない



千尋は女の子に気付かなかった???



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