神様の意地悪
私とリュウキは居酒屋が好きだ(笑)


『リュウキ君、今日は堅苦しい事は抜きにしよ』


『はい』



私は久しぶりに兄さんと会話をした



私は兄さんを見て安心した



兄さんが広子さんの事を見る目が昔、私の事を愛していてくれた時と同じ目をしてる



兄さん広子さんの事を幸せにしてあげてね



『広子さん、こんな兄ですけど、どうか末長く、お願いします』



『千尋さん大丈夫ですよ、私と慎一の結婚式、来て下さいね』



『行きますよ、青森まで飛んで行きますよ、ねっリュウキ』



『おぅ、青森だろうが沖縄だろうが、どこでも飛んで行くよ、千尋の大事な家族だもんな』



『リュウキありがとう』



『リュウキ君、千尋の事を、よろしくお願いします』



『大丈夫ですよ安心して下さい』


兄さん、私達やっと兄と妹になれたね



家族になれたね



兄さんも同じ気持ちだよね....?



次の日、兄さんと広子さんは青森に帰って行った



私とリュウキは駅まで見送りに行った



『兄さん~バイバイ~元気でね、夏にリュウキと遊びに行くよ』



『あぁリュウキ君と、おいで』



私とリュウキは夏に、ねぶた祭り祭りを行く約束をした



『千尋、帰ろか~』



『うん!帰ろ』



『千尋、手繋ごう』



私とリュウキは手を繋いで帰宅した



リュウキの大きい手


リュウキの手、大好き


私の手....



離さないでね



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