神様の意地悪
産着を来て看護婦に抱かれてソラが来た


私はソラを抱きしめた



リュウキも分娩室に呼ばれソラと対面した



『千尋、頑張ったな、俺の言う通り女の子だったな』



『うん』



リュウキの目には涙が溢れていた



産後の処置を済ませ病室に戻った



看護婦さんがソラを連れて来てくれた



私とリュウキはソラを見つめていた



『可愛いなぁ~』



『うん、可愛いね、目元がリュウキに似てるね』



『そっかぁ~』


リュウキはソラを抱きしめた



『ソラ、逢いたかったよ、お帰り、あの時、俺の前にいた女の子はソラだよな、また逢えるって言ったもんな、また逢えたな』



『リュウキ....』



『千尋、幸せになろうな』



『うん、私、幸せだよ、ソラはリュウキと私が出逢うのを待っていたのかもね』



『そうだね』



看護婦が来てソラを連れて行った



出産した日は赤ちゃんは乳児室



次の日から一緒に過ごせる






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