神様の意地悪
車のエンジンをかけて荷物を運ぶリュウキ



肩に海を乗せて脇で陽を抱き反対の手にはソラ



『千尋、行くぞ!』



『はぁ~ぃ 今、行くよ!』



玄関の鍵を閉め出発


『出発進行~』




神様....



私はアナタを恨んだ事もあります



たくさん意地悪もされた



悪魔に魂も売った



沢山の試練を乗り越えた



試練を乗り越えたから今があると思う



辛い思いをした分だけ幸せが帰ってくる


神様の意地悪



だけどね....



ちょっとだけ、神様が好きになったよ



もう意地悪しないでね



―――END―――





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